大根の効果・効用

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春の七草「すずしろ」は大根のこと。

あまりにも古くから栽培されているため、起源や原産地などが定まっていない。また、アブラナ科の植物は変異しやすい上に気温変化への適応性もあり、これまでに非常に多くの品種が生まれている。日本はその数が最も多く、一説によると109品種にも及ぶとされているが、店頭でよく見かけるのは青首大根。一年中出回っているが、10月から3月の秋冬がもともとの旬。夏ものの大根は苦手みが強いので、大板おろしやぬか漬けに、冬ものの大根は甘味と水分が多いので、煮物や鍋物の具などに向いている。味が季節に合わせて変化し、一年中親しまれている。

【効果・効用】

消化促進、食欲増進、健胃作用を持つ、消化酵素のジアスターゼやオキシターゼを含んでいるのが一番の特徴です。ほかに、ビタミンCやリグニンなどの食物繊維も豊富です。

また、葉には、ビタミンA (力ロテン)、カルシウム、鉄、リジンなども含まれており、冷え症や風邪の諸症状の改善効果、利尿作用、がん葉にもたくさんの栄養があるので、捨てずに利用する予防作用などが期待されます。

【利用法】

おろし、サラダ、煮ものなどに。葉や皮にも有効成分が豊富に含まれているので、汁の実にしたり、きんぴらにしたりと調理法を工夫して上手に活用しましょう。

なお、おろし汁は、消化不良や胃痛、口内炎、二日酔いによいとされます。また、風邪症状は、ダイコンおろしにおろしショウガを加え、熱湯を注いで飲用すると効果的です。

【注意点】

生食したほうが大きな栄養価と薬効を得られますが、生のダイコンにはからだを冷やす作用があります。
どんな食べ方をしても 〝あたらない〟野菜として「大根役者」の語源にもなっていますが、冷え症の人や胃腸が悪い人は、ふろふきダイコンなど温かい料理を食べるようにしてください。

【調理のコツ】

葉の近くは甘くかたいので大根おろしやサラダ、おでん。うまみの強い真ん中は煮物。辛みが強く水っぽい先端は味噌汁や漬け物に。

【保存のコツ】

適温は5度前後。葉がついたままだと葉が根の水分を奪い、スが入る原因になるため、葉は切り落とし、立てて保存する。

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